パリの名前の由来、知ってる?
エッフェル塔、シャンゼリゼ通り、モンマルトル…。
フランスと言えば「パリ」!でも実は、その名前の由来を知っている人は少ないかもしれません。
💡 実は「パリ」は、ある古代部族の名前だったんです!
パリジイ族とは?
紀元前3世紀ごろ、今のフランスにガリア人(ケルト系の民族)が住み始めました。
その中でも、セーヌ川沿いに住んでいた部族が「パリジイ族(Parisii)」です。
彼らの一番大きな町は、現在のノートルダム大聖堂がある「シテ島」でした。
ローマ帝国の侵略とルテティア
しかし、紀元前1世紀ごろにローマ帝国がガリア地方を支配。
そのとき、町の名前はすべてラテン語に変えられました。
パリジイ族の町は「ルテティア(Lutetia)」と呼ばれるようになります。
でも、人々はパリジイ族の存在を忘れず、「ルテティア・パリジオルム(Lutetia Parisiorum)」=「パリジイ族のルテティア」と呼び続けました。
「パリ」という名前の復活
やがてローマ帝国が衰え、フランク族という新しい民族がこの地を支配します。
フランク族はルテティアというラテン語の名前を消し、元の部族の名前にちなんで「パリ(Paris)」と名付け直しました。
🌟 つまり、「パリ」は古代の部族パリジイ族の名前から来ているんです!
今のフランスへ
その後、フランク族はフランス王国を作り、やがてフランス共和国へとつながっていきます。
「パリ」という名前は、2000年以上前の歴史が今も残っている証拠なんですね。
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歴史に興味がある方、ぜひチェックしてみてください。
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